イチローの引退はなぜ日本だったのか?アメリカ・海外での評価や反応と最終打席の動画を紹介!

イチローの引退はなぜ日本だったのか?アメリカ・海外での評価や反応と最終打席の動画を紹介!
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2019年3月21日、野球界で数々の偉業を達成し伝説を残し続けた日本が世界に誇るスーパーヒーローであるイチロー選手が引退しました。

日本で行われたメジャーリーグの開幕戦、マリナーズVSアスレチックス戦がイチロー選手現役最後の試合となりましたが、なぜそもそもメジャーリーグの開幕戦が日本だったのか気になりますよね。

まさか国民的ヒーローのイチロー選手の引退の為に日本で行われたのでしょうか?

そして、今回のイチロー選手の引退はアメリカや海外でどのような反応があり、どのように評価をされていたのかも気になるところですよね。

引退試合の最終打席がどんなものであったのかも気になります。

イチロー選手の引退はなぜ日本だったのか、アメリカや海外での評価と反応についてや、気になる最終打席の動画もご紹介します。

ジラフくん
ずっとずっと憧れだったイチロー選手の試合がもう見れなくなるなんて、悲しすぎるよ。
エフレファンくん
昨日の引退会見では思わず泣いてしまった。イチロー本当にお疲れ様でした。

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Contents

イチローの引退はなぜ日本だったのか?

日本国民であればおそらくイチローのことを知らない人はいないですよね。

それほどに有名で人気のあるスポーツ選手であるイチローは、日本だけでなくアメリカでも偉大な成績を残してスーパーヒーローとして人気でした。

そのイチロー選手がついに引退、しかもその舞台は日本であったことに驚きを隠せません。

そもそもなぜメジャーリーグの開幕戦をアメリカでなく日本で行ったのか、それが不思議ですよね。

まさかイチロー選手の引退の晴れ舞台を母国である日本で、というメジャーリーグ側の配慮なのでしょうか?

 

アメリカでメジャーリーグの人気の減少

なぜ、今回メジャーリーグ(MLB)の開幕戦が日本で行われたのかというと、それはMLBの集客数が年々減少しているからなのです。

2017年本国アメリカでの来場者数は7200万人であったものが、2018年は6900万人とその人数は大きく下回りました。

原因は2018年にアメリカで生じた歴史的な寒波によるものと言われていますが、野球ファンが高齢化し若者の野球離れも大きな原因だと指摘されています。

つまり、アメリカでスポンサー契約を結ぶよりも、イチロー選手が引退する試合を日本で開催し、日本でスポンサー契約を結ぶ方が大きな収益になると判断されたのです。

歴史のあるMLBの開幕戦をも、本国アメリカから日本にさせてしまうイチロー選手の人気は、想像を超えるもののようです。

 

引退試合でのイチロー選手の結果は?

2019年3月21日に東京ドームで行われたア・リーグ開幕戦のシアトル・マリナーズVSオークランド・アスレチックス戦ですが、イチロー選手は9番右翼で先発出場しました。

打席は2打席で1打数無安打1四球、4回には交代となりベンチに退がりました。

引退最後の試合でヒットとはなりませんでした、東京ドームにはおよそ4万6千人のファンが殺到し超満員となり、イチロー選手のそのヒーローぶりを知らしめたのです。

引退試合と知った日本人は皆、夜遅くに放送されていたイチロー選手の引退試合を食い入って見ていました。

そして深夜0時すぎに行われた引退試合を熱心に見るファンも多かったようです。

ジラフくん
メジャーリーグの人気が落ちてきているなんて知らなかったな。寒波の影響ってそれほど大きいんだね。
エフレファンくん
いくら人気が落ちてきているからって、開幕戦を日本でやる要因となったイチロー選手がすごすぎて言葉にならない。

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 イチローの引退にアメリカや海外での反応は?どんな評価だったのか

イチロー選手の古巣であるヤンキースの地元であるニューヨークでは、イチロー選手の引退を悲しむ声が多数上がっているようです。

ヤンキースでも数々の成果を残し、ニューヨークの市民からも絶大な人気を誇っていたイチロー選手。

もしかしたら、日本と同等、いやそれ以上にイチロー選手の引退を惜しんでいるファンがアメリカにはいるのかもしれません。

 

アメリカのイチローファンの声は?

なんと、イチロー選手はアメリカでもトレンドになっていました。

あるニューヨーク市民の方は、

「野球界にとって本当に悲しい日だ。

アメリカと日本にとっても、イチローのようなスターがもう1人必要だが、この先イチローほどの偉大な選手が出てくるかはわからない。」

「イチローは素晴らしい。

年を重ねても、実力を発揮し続けた。

誰もが引退を迎えて、人生の次の段階に進んでいく。」

などと話していたようです。

アメリカの各メディアもイチロー選手の引退について大々的に報道しており、スポーツ専門のチャンネルであるESPNは、

「バットを持ったマジシャン」

というタイトルでイチロー選手の偉大な功績を讃える放送をしていたようです。

さらに、ワシントンポスト紙は、

「メジャーリーグにこれまできた日本人プレーヤーの中で最も結果をだし、人気があるのはイチローであることは間違いない。」

とイチローの残してきた伝説的な成績を大々的にアメリカ国民に伝えています。

 

イチローの海外での評価は?

MLBでも正真正銘のビッグネームであるイチロー選手は、当たり前ですがその評価は抜群に高いです。

ここ数年は年齢も40歳をすぎて動体視力が落ち、成績も振るっていなかったですが、イチロー選手がMLBで残してきた業績を評価しない人など誰一人としていないのが実情です。

どんな伝説を残したのか、簡単にご紹介します。

 

メジャーリーグで殿堂入

イチロー選手は2016年、MLBに来て16年目に通算3000本安打を記録し、歴代30人目となる偉業を成し遂げました。

MLBという世界中の猛者達が集まる中で殿堂入を果たすことは、本当に言葉にならないほどすごい成果なのです。

3000本安打を達成した16年目の成績は、その後も3030本安打まで記録を伸ばしたイチロー選手ですが、3000本はあくまで通過点に過ぎなかったようです。

イチローが日米通算で3000本安打を達成した時、日本ではこれで殿堂入なのでは?と騒がれていましたが、MLBでは日本での記録はカウントされずに終わりました。

この時イチロー選手がアメリカで3000本を目指すことを胸に誓ったことも記憶に深くあります。

そして、引退を果たした2019年3月21日で、イチロー選手は日米通算4367本安打を記録しました。

1992年にプロ野球入りしてから27年間で残したこの大記録は、ギネス記録に残ることは間違いないでしょう。

人類史上一番多くのヒットを記録した野球選手として、世界中で永遠に語り継がれることになりそうです。

 

10年連続の200本安打

イチロー選手は2001年にMLBに挑戦してから、1年目から200本安打を達成する偉業を成し遂げ、それだけでは終わらずになんと10年間続けて200本安打を達成しました。

そもそもこの年間200本安打がどれほどすごいことなのか、野球に詳しくない方は今ひとつピンとこないと思います。

およそ1000人ほどいるメジャーリーガーの中で、年間200本安打を記録した歴代の数を下にまとめてみました。

  • 2001年(イチロー選手がMLBに挑戦した年):6人
  • 2002年:5人
  • 2003年:7人
  • 2004年:8人
  • 2005年:3人
  • 2006年:8人
  • 2007年:8人
  • 2008年:3人
  • 2009年:4人
  • 2010年:2人

そうなんです、世界の猛者たちが集まるMLBでも、年間200本安打を達成する選手は1%にも満たないのです。

それを10年連続で成し遂げるというのは、これまた言葉で言い合わらせないほどものすごい記録なのです。

このすごさが、イチロー選手がアメリカや海外でも賞賛され、伝説と言われている理由です。

 

イチローがMLBに残したもの

イチロー選手は2001年までにはMLBになかった習慣や新しい考え方を残したことでも有名です。

例えばルーチン。

イチロー選手は打席に立つ時、必ず同じ仕草をして打席に入ります。

右腕を前方に出してバットを握る姿はとても有名ですよね。

ルーチンと言えばラグビー日本代表の五郎丸選手もやっていましたが、これもイチロー選手の影響だと言われています。

打席に入る時だけでなく、朝は毎日カレーを食べることや、同じ時間にクラブハウスに来ては永遠とストレッチをして怪我に備えるなど、数々のルーチンをMLBに見せ影響を与えました。

また、内野安打が得意なイチロー選手は、最初はMLBで姑息だと批判もありましたが今では多くの選手が真似をするほどに有名なヒットの形となりました。

内野安打として塁に出ることがどれほど大切なことか、多くのMLB選手に気づかせたのです。

イチロー選手は自身の偉業だけでなく、MLBに残した財産も計り知れないほどなのです。

海外紙やメディアがイチロー選手を伝説として高く評価している所以は、こういったところからも来ているのですね。

ジラフくん
野球に詳しくないからイチロー選手の偉業がどれほどすごいのか知らなかったけど、これは歴史に名を刻むのは間違いなさそうだね。
エフレファンくん
野球に興味のない人でも、イチロー選手だけは好きだと言う人も多いからね。僕もその一人だし。

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引退の記者会見で涙を見せるイチロー

2019年3月21日に引退試合が終わった後、22日午前0時ごろからイチロー選手の引退記者会見が開かれました。

目頭を熱くしながらも、85分にわたる長時間記者会見の対応をしたイチロー選手はここでもその紳士さを見せてくれました。

インタビューで将来野球選手を目指す子供達へのメッセージの要望を受けたイチロー選手は、

「野球に限らず、とにかく自分が熱くなれることを見つけてほしい。

自分が大好きなことを見つけて、それをやり続けてほしい。

自分が好きなことでないと、目の前に壁が現れた時に挫折してしまう。

自分が好きなこと、情熱を燃やせるものであれば壁が現れても乗り越えられる。

だから、とにかく好きなことを子供達には見つけてほしいです。」

と語りました。

イチロー選手自身が、野球が好きで好きでたまらなくて、だからこそ情熱を燃やして続けてこれた、偉大な成績を残すことができたのだと思います。

 

引退試合の最終打席の動画は?

こちらがイチロー選手の引退試合最後の打席の動画になります。

28年にわたる野球人生に幕を閉じる、最後の最後の打席です。

見ていて思わず涙がこぼれてしまいました。

残念ながらヒットとはなりませんでしたが、最後の最後まで諦めず全力疾走で1塁へ走るイチロー選手はやはり最後までイチロー選手だなと思いました。

この後守りに入ってから交代を告げられますが、ベンチに下がる時にさらに感動のシーンがあります。

 

菊池雄星も涙したイチローの言葉

イチロー選手がベンチに下がる時、マリナーズの選手一人一人にハグをしていきます。

そして、現在マリナーズで活躍している同じ日本人である菊池雄星選手にハグをした際に、

「頑張れよ」

と一言声をかけるのです。

菊池選手は肩を震わせ、思わず涙しているシーンが印象的です。

同じチームで偉大な成果を残した、プロ野球選手でも誰もが憧れるイチロー選手と共に試合ができたこと、同じチームに入れたことが嬉しく、感極まってしまったのでしょうね。

 

まとめ

ここまで、イチローの引退はなぜ日本だったのか、アメリカ・海外での評価や反応はどうなのか、そして最終打席の動画について紹介してきました。

ここまで読んで頂ければもう言葉もいらないと思いますが、イチロー選手がどれほどのすごい人間で、数々の偉業を成し遂げた裏には「続ける努力」があったことは間違いないです。

誰よりも練習し、誰よりも体のケアをし、誰よりも試合に出場したからこそ残せた結果です。

現役選手としては引退となりましたが、これからも野球界に残って監督などを努めてほしいですよね。

まだまだイチロー選手の偉業が見てみたいです。

記者会見や最終打席の動画も本当に感動するものでしたね、最後がしっかり見れてよかったです。

以上、イチロー選手の引退が日本だった理由やアメリカ・海外での評価と反応についてでした。

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