アメリカ大リーグのマリナーズで活躍しているイチロー選手が、第一線を退く意向を示したと話題になっています。
イチロー選手はアメリカ大リーグ通算3千本安打という大記録を達成し、45歳を超えてもなお壁を超え続けるかと思っていた矢先の出来事でした。
イチロー選手はこのまま引退してしまうのでしょうか?であればその理由はなんなのか、そしてなぜ今なのかが気になるところです。
やはり45歳という年齢が今までのようなパフォーマンスを発揮するのに限界を超えてしまっている可能性が高いです。
一方でイチロー選手の活躍をまだまだ見ていたいという日本国民の思いもあると思います。
もちろん本人の問題ですが、引退せず頑張っている姿に励まされたいのも事実ですよね。
引退を示唆した理由、なぜ今このタイミングなのかを詳しく見ていきましょう。
菊池雄星選手との感動の動画フルもお届けします。
Contents
イチローの引退の理由は?第一線を退くってどういうこと?
【引退意向】イチロー「伝えたいことがある」、試合後に記者会見へhttps://t.co/R5vfAHbWoW
21日の試合を生中継した日本テレビが伝えた。MLB広報部長によると本人が「伝えたいことがある」と話したという。 pic.twitter.com/ELWTfhVOoT
— ライブドアニュース (@livedoornews) March 21, 2019
まずはイチロー選手のプロフィールやこれまでの活躍を簡単に見ていきましょう。
- 名前:鈴木一朗(すずきいちろう)
- 生年月日: 1973年10月22日(45歳/2019年3月現在)
- 身長:180cm
- 血液型:B型
- 投球・打席:右投左打ち
- ポジション:外野
- 出身地:愛知県西春日井郡豊山町
- 学歴:愛工大名電高校
- 日本プロ野球:1992年〜 オリックス・ブルーウェーブ(1992 – 2000)
MVP、首位打者、打点王、盗塁王、ベストナイン、ゴールデングラブ賞などを獲得 - アメリカメジャーリーグ:2001年〜
シアトル・マリナーズ (2001 – 2012)
ニューヨーク・ヤンキース (2012 – 2014)
マイアミ・マーリンズ (2015 – 2017)
シアトル・マリナーズ (2018 – )
MVP、首位打者、盗塁王、シルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞、3,000本安打、500盗塁
イチロー選手は2016年にメジャーリーグ通算3,000本安打という大記録を更新し、日米通算4,300安打という記録は現在ギネス記録を更新中です。
45歳という年齢で現役で活躍し続けるイチロー選手に憧れる少年も多いですよね。
第一線を退く意向とは
2019年3月に行われた日米交流線で日本に凱旋したイチロー選手ですが、マリナーズVS巨人戦にも出場していましたよね。
そんなイチロー選手ですが、3月21日に東京ドームで行われるアスレチックス戦を最後に、第一線を退く意向をマリナーズ側に伝えたようなのです。
イチロー選手はメジャーに挑戦した最初の球団がマリナーズであり、2018年5月には会長付特別補佐としてフロント入りした後に、2019年のキャンプから選手として古巣のマリナーズに復帰し再度挑戦することになっていました。
しかし、オープン戦が自分の思うような活躍ができず不信が続き、日本で出場した公式戦でも途中交代とあまり良い結果が出ていませんでした。
不調の原因はなんなのか?
2019年のイチロー選手のオープン戦打撃成績は、25打数2安打で、打率が0割8分と非常に調子が低迷しています。
イチロー選手は2001年にメジャーデビューしてから、10年連続で200本安打を達成し快挙を成し遂げましたが、2011年に200本安打を切ってからは年々安打数が減っていくばかりでした。
37歳を過ぎたあたりからは毎年成績を下げ、安打数も打率も下降の一途を辿り、2018年は44打席9安打と過去の栄光はみじんも目えない状況だったのです。
活躍している時のイチロー選手が印象的なので、ここ数年の成績を知らない方も多いですが、単純に年齢によって身体能力が低下し成績が落ちていることが一番の原因です。
イチロー自身が感じている体の変化
イチロー選手は以前インタビューで、「最初に衰えてくるのは、まず目からです。」とコメントを残しており、自身の動体視力が低下していることを実感しているようでした。
動体視力というのは40代に入ると急激に下降し始めます。
体が動かないということもあると思いますが、成績が毎年落ちている一番の原因は動体視力の低下が考えられるでしょう。
日々独自の方法で体を鍛え続けているイチロー選手なので、おそらく体力や筋力の衰えはそこまで大きくはないのだと思います。
ボールに反応ができない、という大きな欠陥が歳とともに表にあらわになってきてしまったんですね。
イチローの引退の理由についてファンの反応は?
https://t.co/ge3Ft212ci
【#大リーグ #アスレチックス 対 #マリナーズ】5回の守備についた #イチロー 選手です。プレーの合間にグラウンドを見つめていました。(省)#MLB #MLBJapan #Ichiro pic.twitter.com/khHR60CBoB— 朝日新聞 映像報道部 (@asahi_photo) March 21, 2019
それでは今までイチロー選手を応援し、励まされてきたファンの方々は今回の引退を示唆するイチロー選手についてどう思われているのでしょうか?
もっと頑張って欲しいと思う方が多いのか、それとも労いの言葉が多いのか、見ていきましょう。
ファンの反応
イチロー選手
沢山の感動をありがとう。
日本の誇り。偉大なヒーロー。
本当にお疲れ様でした。 pic.twitter.com/WFazfui7Xd— HIKAKIN😎ヒカキン 【YouTuber】 (@hikakin) March 21, 2019
イチロー引退…
プロ野球ファンとして
イチロー引退と聞いて思い出したのは以下のシーン当時の日本記録192安打
大リーグ記録258安打
日米通算安打4257安打
そして2009 WBCのあの一打正直イチローを超える日本人選手は
半永久的に現れないでしょう。
28年間お疲れさまでした!! pic.twitter.com/gKKbKlOoVT— 赤鬼ホーナー (@yamanasyu) March 21, 2019
イチロー選手、、
自分がまだ野球少年だった時からずっと規格外のスーパーヒーローだったけど、それはこれから先も変わる事はないです。
— Nakajin_SEKAINOOWARI (@Nakajin_sekaino) March 21, 2019
当たり前ですが、労いの言葉しかありませんでした。
イチロー選手の活躍にどれだけの日本人が勇気付けられ、支えられ、憧れたか計り知れません。
おそらくこの先何十年先も、伝説の野球選手としてアメリカでも、日本でも言い伝えられることはまちがいないでしょう。
Twitterのファンの方々の反応を見ていたら、思わず涙がこぼれてしまいました。
菊池雄星選手の涙
イチロー、交代。
菊池雄星に頑張れと伝え雄星は涙。
本当にかっこよすぎます。
イチローさん、今まで本当にありがとう。 pic.twitter.com/YPgfLLyENR— プロ野球おもしろ超速報 (@baseballchosoku) March 21, 2019
試合終了後、イチロー選手はマリナーズの選手一人一人とハグをして感謝を伝えていきました。
そして、現在マリナーズで活躍している同じ日本人である菊池雄星選手とハグした時、
「頑張れよ」
と声をかけ、その一言に菊池選手も方を震わせて涙するのです。
このシーン、何度見てもつられて涙が出てしまいます。
本当に、偉大な選手の最後というのはかっこよく、そして切ないものですね、、、
引退記者会見の動画はこちら
イチロー選手が、日米通算28年の現役生活から引退を発表
イチロー選手のひとことめの言葉がイチローらしい言葉からはじまった
イチロー選手本当にお疲れ様でした#イチロー引退記者会見 #イチローロス pic.twitter.com/fPSIGFcgdz
— SHIDO@#凛fam【オリジン済み】 (@BLACKKN_2851368) March 21, 2019
イチロー選手の試合後記者会見がつい先ほど終わりました。
インタビュー中、イチロー選手は目頭が熱くなり目に涙をためながらも、記者の質問に丁寧に答えていきます。
プロ野球選手を目指す子供達に対してコメントを求めらえると、
「野球に限らず、自分の熱くなれるもの、大好きなものを見つけて欲しい」
と答えます。
野球に限らず、自分が大好きなものを見つければ目の前に壁が立ちはだかっても乗り越えられる。
イチロー選手らしい、落ち着いた素晴らしいコメントでした。
本当に感動しました。
まとめ
本当にお疲れ様でした。偉大な功績を残してくれたイチロー選手に万歳です。中継をみてわたしが巨人で7年間を果たしてきた東京ドームでイチロー選手の姿に私は涙しました。日米両方で殿堂入りするでしょう。誇りに思います!万歳万歳万歳。 pic.twitter.com/nWYm2uH8FT
— クロマティ- 日本公式 (@CroBanzai49) March 21, 2019
以上、 イチローの引退の理由は?なぜ今なのか?また試合後の記者会見の動画をフルでご紹介します。
2019年3月21日、マリナーズ対アスレチックス戦を最後に、ヒットは出ませんでしたが日本という舞台で引退をしたイチロー選手。
本当に本当にお疲れ様でした。
引退の理由は、説明なんてしなくてもファンはみんなわかっていますよね。
試合後の記者会見の動画フルであったように、最後の言葉も素晴らしく、思わず涙がこぼれました。
なぜ今なのかも、もういつ引退してもおかしくないほど限界がきていたことは想像がつきますね。
数々の伝説、そして日本人として、侍としてアメリカという大国で大活躍してくれたイチロー選手に、労いの言葉を送りたいですね。
これからは監督やコーチとして、日本球界に貢献するイチロー選手が是非見てみたいものです。