半沢直樹2続編の原作ネタバレ結末は?ロスジェネの逆襲や銀翼のイカロスの内容は?

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2013年に大ヒットしたドラマ「半沢直樹」の続編が、2020年についに放送されます。

前作の原作は池井戸潤さんの「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」でした!

「半沢直樹2続編」での原作も、同じく池井戸潤さんの「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」となっていますが、どんな内容なのかネタバレ結末が気になるところではないでしょうか?

今作では、前作からの続投キャストに15名の新キャストがプラスされ、とても豪華な俳優陣ばかりとなっていて注目されています。

前作では主人公の名台詞である「倍返しだ!」が流行語となり、最終回では視聴率42.2%の大記録を樹立しましたので、今作への期待も高まります!

それでは「半沢直樹2続編」の原作ネタバレ結末や、「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」の内容などを紹介していきます。

エフレファンくん

池井戸潤さんの小説が原作のドラマは面白い作品ばかりだから今回も楽しみだなぁ!

ジラフくん

「倍返しだ!」の名台詞がもう一度聞けるのは楽しみだね!

 

Contents

半沢直樹2続編の原作「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」のあらすじは?

ここでは「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」がどんな内容なのか、あらすじを紹介していきたいと思います。

発売日や定価、発行元も見ていきましょう。

 

原作「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」の詳細は?

「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」は、それぞれ3つの発行元から出版されています。

定価やページ数が異なりますので見ていきましょう。

 

「ロスジェネの逆襲」の詳細

【発行元:ダイヤモンド社】

  • 発行日:2012年6月
  • 定価:本体1500円+税
  • ページ数:386ページ

 

【発行元:文春文庫】

  • 発売日:2015年9月2日
  • 定価:本体700円+税
  • ページ数:421ページ

 

【発行元:講談社文庫】

  • 発売日:2019年12月13日
  • 定価:本体800円+税
  • ページ数:464ページ

 

「ロスジェネの逆襲」は、「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」の続きになります。

2019年に講談社文庫から発売された際には「半沢直樹3 ロスジェネの逆襲」というタイトルで出版されました。

 

「銀翼のイカロス」の詳細

【発行元:ダイヤモンド社】

  • 発行日:2014年8月
  • 定価:本体1500円+税
  • ページ数:378ページ

 

【発行元:文春文庫】

  • 発売日:2017年9月5日
  • 定価:本体760円+税
  • ページ数:434ページ

 

【発行元:講談社文庫】

  • 発売日:2019年12月13日
  • 定価:本体800円+税
  • ページ数:448ページ

 

「銀翼のイカロス」は「ロスジェネの逆襲」の続きとなっていて、2019年に講談社文庫から発売された際には「半沢直樹4 銀翼のイカロス」というタイトルで出版されました。

「半沢直樹2続編」ではこの2つの書籍が原作となって描かれるということで、前作から7年という月日も空いているので、このタイミングで書籍を1から読み直してみると面白いと思います。

それでは「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」がどんな内容なのかあらすじを見ていきましょう。

 

「ロスジェネの逆襲」の内容は?

「ロスジェネの逆襲」では、東京セントラル証券に出向となった半沢直樹が、親会社の東京中央銀行に対し、後輩たちと協力しながら立ち向かっていく物語が描かれます。

半沢が出向した東京セントラル証券は、業績も悪く経営難に陥っていました。

そんな中、東京セントラル証券にあるビジネスチャンスが舞い込んできます。

それは、IT企業「電脳雑技集団」という会社から、大手IT企業の「東京スパイラル」を買収するためのアドバイザーになって欲しいというものでした。

東京セントラル証券にとっては、巨額の手数料が得られる大チャンスですが、半沢はどこか不安に感じていました。

そうこうしているうちに話は進み、東京スパイラル買収の計画を練ることになった東京セントラル証券でしたが、横やりが入り交渉が順調に進まなかったことを理由に、電脳雑技集団の平山社長から一方的に契約を破棄されてしまいます。

その後、半沢の元に渡真利忍から連絡が入り、東京中央銀行証券営業部が電脳雑技集団とアドバイザー契約を結んだということを知らされます。

親会社が子会社の案件を、裏で手を引き横取りしたことを知った半沢は「この借りは必ず返す。やられたら倍返しだ。」と、買収される側である東京スパイラルのアドバイザーに就任します。

果たして、半沢たち東京セントラル証券は東京スパイラルを守り、親会社である東京中央銀行に勝つことが出来るのでしょうか!?

 

「銀翼のイカロス」の内容は?

「銀翼のイカロス」では、東京中央銀行へと復帰した半沢が、銀行上層部や政治家を相手に奮闘する物語が描かれています。

今回の舞台となる会社は、経営不振の民間航空会社「帝国航空」です。

半沢は今までの実績を買われ、頭取の中野渡から直々の指名で、帝国航空の再建を命じられます。

しかし、帝国航空は業績が悪化しており、2度にわたり再建計画を下に修正を行うも、未だに業績回復の兆しすら見えていない状態でした。

それでも半沢がなんとか経営再建案をまとめるも、国土交通大臣である白井亜希子に白紙撤回されてしまいます。

さらに、白井が立ち上げた諮問機関「帝国航空再生タスクフォース」から500憶円もの債権放棄を迫まられ、窮地に追い詰められます。

そして、庁一の嫌われ者と言われる黒崎駿一までもが絡み、半沢は銀行や政治を相手に「倍返し」をすることが出来るのでしょうか!?

エフレファンくん

あらすじを読むだけで続きがとっても気になるよね。勝てそうにない相手に、半沢はどうやって「倍返し」をするんだろう?

 

半沢直樹2続編の原作「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」のネタバレ結末は?

ここでは「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」のネタバレ結末を紹介したいと思います。

完全ネタバレですので、書籍を読もうと思っている人やドラマでストーリーを楽しもうと思っている人注意して下さいね。

 

「ロスジェネの逆襲」のネタバレ結末は?

電脳雑技集団とのアドバイザー契約を、親会社である東京中央銀行証券営業部に横取りされたことを知った東京セントラル証券の半沢。

半沢は「この借りは必ず返す。やられたら倍返しだ。」と、買収される側「東京スパイラル」のアドバイザーに就任します。

東京スパイラルの社長・瀬名は、会社が買収されないように、何100億円もの新株予約券を発行しようとしていました。

その新株をホワイトナイト(敵対的買収者に対抗して、友好的に買収または合併する会社のこと)に買ってもらい、電脳雑技集団が東京スパイラルの株を過半数以上取得するのを回避する作戦でした。

ホワイトナイト先に名乗りを上げたのは、IT業界では一目置かれる存在である郷田社長の「フォックス」という会社でした。

しかし、フォックスは投資に失敗して資金繰りに困り、東京中央銀行から支援も受けられずにいたところを電脳雑技集団の平山社長が救済を申し出てくれたそうです。

その手前、郷田は平山に従うしかなくホワイトナイトを装っていたのです。

半沢と瀬名は作戦を練り、東京スパイラルがフォックスを買収し、サンフランシスコの「コペルニクス」という会社を足掛けにアメリカ進出することを取材させ、東京スパイラルの株を一気に高騰させたのです。

そして、電脳雑技集団の平山はここ数年、赤字決済しなければならないほど追い詰められており、ゼネラル産業という会社を利用して資金管理と粉飾決算を繰り返していたことが発覚。

平谷の狙いは東京スパイラルと合併し、有価証券報告書の虚偽記載をうやむやにすることだったのです。

半沢は東京中央銀行の取締役会当日に乗り込み、中野渡頭取に全てのからくりを報告。

平山の不正に気付かなかった東京中央銀行証券営業部は失態を晒し、三笠副頭取と伊佐山部長が電脳雑技集団へ出向して後始末をすることになったのです。

マスコミは、東京中央銀行が東京セントラル証券に敗北したことを報道し、半沢は見事「やられたら倍返しだ。」を成功させました。

そして、半沢は東京中央銀行の営業第二部に戻ることになりました。

 

「銀翼のイカロス」のネタバレ結末は?

帝国航空の業績悪化が続き、経営破綻すると債権回収が不可能になることを懸念した頭取は、半沢の伊勢島ホテルの再建を成し遂げた業績から、半沢に帝国航空の再建を依頼します。

それまで帝国航空の再建を担当していた融資部である曽根崎は、担当変更になったことから半沢を敵視し、あらゆる手を使って邪魔をしてきます。

さらに、常務取締役の紀本も曽根崎と組んで半沢をことごとく妨害し、国土交通大臣の白井亜希子や、進政党の重鎮である箕部、企業再建を担当する敏腕弁護士の乃原までもが、半沢の前に立ちはだかります。

白井は「帝国航空再生タスクフォース」を設立し、自身の有用性をアピールする目的があり、乃原は銀行の債務を放棄させて自らの手腕を示して名を売りたいという思惑があったのです。

銀行内では常務取締役の紀本と曽根崎が裏切り者として暗躍し、紀本と箕部は合併前の東京第一銀行時代からのビジネスパートナーだっため、箕部から紀本に半沢を担当から外すように圧力がかかっていました。

そして、最強の刺客である金融庁の黒崎までもが送り込まれてしまいます。

銀行に並々ならぬ恨みがあり良く思っていない黒崎は、銀行を潰し金融庁の面目を保つ目的で監査に来ていました。

細かなミスや見通しの甘さを指摘して半沢に謝罪を求め、前回監査時の帝国航空再建案の数字が帝国航空資料と相違があった事に対して、金融庁検査を乗り切るために改ざんしたのではないかと怒鳴ります

東京中央銀行が提出した資料のミスにより、金融庁も与信判断を間違って下したと主張。

実際にこれは曽根崎のミスでしたが、曽根崎は黒崎に「帝国航空のミス」だと報告し、後になって帝国航空の財務である山久に、帝国航空のミスだったということにしてほしいと辻褄合わせをしていたのです。

しかし、半沢は曽根崎より先に山久に事実確認を行っていたため、山久と曽根崎のやり取りを録音したレコーダーを証拠に、曽根崎に謝罪させました

そして、債務放棄をどうしても成し遂げたい紀本は、乃原に弱みを握られて脅されていました

それは、紀本と箕部には黒い繋がりがあり、そのことを表沙汰にして自身を滅ぼすか、500億円の債権放棄をするかの2択を迫られ、保身を選んだ紀本は半沢の邪魔をし、頭取に債権放棄したいと申し出ていたのです。

半沢の部下である田島が東京第一銀行時代の資料を見ていると、箕部との間に不自然に融資されている20億円を発見

調べてみると、東京第一銀行からの融資は箕部が不動産会社「舞橋ステート」に転貸して土地を買わせ、そこに空港を誘致することで莫大な利益を得て、その4億円もの資金が選挙に利用されていました。

この事実が公になれば、箕部や白井だけでなく東京第一銀行、そして東京中央銀行も追及されることになります。

その事実を知った半沢は、かつての上司の教えである「警察に在って銀行にないものが時効だ。きっちりけじめをつけるのがバンカーの掟だ。」を胸に反撃を始めたのです。

乃原は頭取に、放棄するか東京第一銀行の不正をバラすか、どちらか選択して1週間後のタスクフォースの合同会見場で披露するように脅します。

債権放棄を頭取に発表させることで、乃原自身の手腕にも進政党にも意味がある会見になると目論んでいましたが、会場に現れたのは頭取ではなく「例え相手が政治家だろうと倍返しだ。」と心に決めた半沢でした。

半沢は箕部の不正を全て暴露し、白井は辞職し、箕部は離党、帝国航空の再建は企業再生支援機構へと移行されました。

合併前の不祥事とはいえ、金融庁から業務改善命令を受けたことで頭取は辞任を決意。

実は全てのことを秘密裏に調査しており、東京中央銀行の膿を出すべきだと判断して、会見場に半沢を送り込んでいたのです。

頭取が辞任する結果になってしまいましが、半沢がバンカーとしての姿を明確にしたのでした。

 

ジラフくん

最後までどんな逆転劇が起こるか分からない展開が、池井戸潤さんらしくて本当に面白いよね!

 

まとめ

ここまで、「半沢直樹2続編」の原作ネタバレ結末や、「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」の内容について見てきました。

あらすじを見ただけでも面白さが伝わってくる作品で、「さすが池井戸潤さんだなぁ!」と感じますね。

ネタバレ結末はやっぱりどんでん返しとなっていて、池井戸潤さんらしくて爽快感がありました。

この原作を、豪華なキャスト陣が素晴らしく演じてくれるのがとても楽しみです。

今期のドラマで一番期待できる作品だと思いますので、ドラマのスタートが待ち遠しいですね。

以上、「半沢直樹2続編」の原作ネタバレ結末や、「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」の内容について紹介しました。